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俺の異世界奮闘記

第2章 困惑の異世界生活!?


異世界生活、二日目の朝。
「ほらっ!いつまで寝てる気だい!?」
ローズの怒鳴り声が目覚まし代わりになった。
「さっさと飯食って仕入れ行くよ!」
安心して眠れて、ご飯も食べられて、こんな世界でもとりあえず生活は出来そうだ。
(あぁ、でも無断欠勤してるからバイトはクビだな…
結構良いバイトだったのに…)
「はぁ…」
俺はつい溜め息を吐く。
「また溜め息かい!?
男だったらいい加減覚悟を決めな!」
ローズは俺の尻を蹴飛ばした。

仕入れが終わって店に戻るとティアナが待っていた。
「ティアナ、後は頼んだよ」
「任せといて!
今日は職人エリアと王立騎士団と王立魔法委員会ね」
ローズがティアナに俺の案内を頼んでいた。
「小僧、開店時間までに戻ってきな」
ローズはニヤッとしてから店に入っていった。
(そのニヤッて怖ぇよ…)

とりあえず、ティアナに案内されて職人エリアにやってきた。
「ここはいろんな道具はもちろん、武器や防具を作る職人の工房があるの
店によって特徴があるから自分にあった装備が作れるわ
もちろん、商店街で売ってる物より高いけどね」
(日本の刀鍛冶と同じかな?)
俺は腰の刀に手を掛けた。
「たしか、刀って手入れしないとダメだったよなぁ…
ティアナ、この刀を手入れ出来そうな職人っていないかな?」
ティアナは「それなら」と一軒の工房の前で足を止めた。
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