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俺の異世界奮闘記

第2章 困惑の異世界生活!?


「なるほどねぇ
…で、依頼は一人でやらなきゃダメなのか?」
「依頼によって条件も変わるけど、だいたいは複数でも平気よ
そのかわり報酬は山分けになるから稼ぎは少なくなるわね」
俺は何の気無しに聞いた。
「じゃあ、ティアナと一緒に依頼をしても良いのか?」
ティアナは顔を真っ赤にして背を向けた。
「わ、私は猟師だから…
あの…その…あまり役に…立たないわよ」
さっきの店での対応もそうだけど、自分の事になるとあたふたする娘だな。

「次は芸術家と魔法使いのエリアね」
結構立ち直りは早い様だ。
「芸術家と魔法使い?
何か全然違わないか?」
(芸術家と魔法使いって関係あるのか?)
「魔法使いって芸術家が多いのよね
歌で魔法を使ったり、魔法を込めた指輪や腕輪を作ったりするから…
ここの魔法道具はどれも強力だから、高ランクの冒険者にしか売ってくれないのよ」
何か納得出来た様な出来ない様な…。

「じゃあ次ね」
そういってティアナは歩き出した。
「ここは職人のエリアなんだけど、今日はここまでね」
「ん?何でよ?」
「そろそろローズの店の開店時間…
戻らないと怒られちゃうわよ」
ティアナは「また明日ね」と手を振って帰っていった。
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