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俺の異世界奮闘記

第2章 困惑の異世界生活!?


「多分、信じてもらえないと思うけど…」
こう前置きして、これまでの事をティアナに話した。

ティアナは驚きのあまり、口をぱくぱくしていた。
「あら?ティアナちゃんどうしたの?」
タイミングよく店員が飲み物を運んできた。
ティアナはすぐに飲み物を飲むとやっと落ち着いた様だ。
「ふぅ…びっくりした」
店員は首を傾げながら戻っていった。

「…それを信じろって言うの?」
「現にこの世界の事は何も知らないし…
まぁ、ローズはそれでも居候を許してくれたんだけどね」
ティアナは少し考え込んでいた。
「…本当か嘘か分からないけど、ランボール帝国には召喚術があって異世界の怪物を召喚してるって噂があるのよ
召喚出来るなら帰す事も出来るかも知れないわ…」
「ほっ!本当かっ!?」
この最悪な状況を打破出来るかも知れない。
俺に少し希望の光りが見えた気がする。
「だから、召喚術自体があるかどうかも分からないのよ
それにあったとしても相手がランボール帝国だから、簡単にはいかないわ」
なんか速攻で希望の光りがぼやけてきた。

俺はがっくりと肩を落とした。
「そんなに気を落とさないで…
あっそうだ!あなたも冒険者の登録したら?」
「…俺が冒険者?」
俺は首を傾げる。
やっぱり、これがお決まりなのか?
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