第8章 傍に居て、抱き寄せて【R18】《宇髄》
「~~~~、は、ぁ…」
また、達してしまった。
やっと息を吐けるようになって、浅い呼吸を繰り返す。
そんな中で、ひくん…ひくん…と痙攣を繰り返す蜜壷の中で彼の指が再び蜜壁を擦る様に動いて。
「あ、あぁ…!」
再び与えられる快感に後ずさるが、股の間にいる彼の腕に太ももを挟まれてそれも阻止されてしまう。
「だーめ、逃げんな」
「ん、…あ!」
まじまじと私のそこを見つめる彼は
蜜で濡れた指をそこに何度も出し入れさせて、興奮を押し殺した息を吐いた。
「あぁ、どんどん溢れてくるな」
「宇髄さ、ぁ…や…」
指で掻き出すように指が入っては抜かれて、ちゅぷちゅぷと卑猥な音を立てる。
指が完全に抜かれたら、お尻の方までとろりとそれが垂れたのが分かって、自分の痴態にひくん、と中がおののく。
「ひくひくしちゃって、厭らしいなぁ…?」
股の間にいる彼にはそれも丸見えで、恥ずかしさに思わず目を背けたくなる光景に、酷く興奮してしまう。
「あぅ…見ちゃだめ…っ」
「そんなに俺の指が欲しいか」
ちゅぷ、ちゅぷ、と入口を浅く弄られて、腰が動いてしまうのだ。
「も…や、ぁ」
再び灯された熱に、指では届かない更に奥が疼く。
「指…じゃ、やぁ…っ」
もはや来たら恥ずかしさなどは考えられない程に脳は痺れて、普段では想像できない大胆な言葉さえも言えてしまいそうだ。
「ここに、宇髄さんのが、欲しい…っ」
「いいぜ。…でも、もう一回イけたらな」
やっとのことで悲願して、これで終わるかと思った刺激を再び与えられて、私は上半身が浮きそうな程に身体をくねらせた。
「あぁ、あ…っ」
2本に増やされた指が付け根まで入りこんで、中を掻き回す。
もう片方の指が下生えを掻き分けて花弁を左右に開いた。
「や、あぁ…っ」
彼の考えている事が分かってしまって、両手で彼の頭を後ろに押しやろうとするも力では叶う筈も無い。
ぷっくりとした突起を食べるようにその周りまでも口に含んで、熱い舌でその突起を転がしては吸う。
「両方、しちゃ、駄目…ひ、ぁぁ!」
彼の髪をむしゃくしゃに引っ張って抵抗すれば、彼の瞳がこちらを見据えて目を細めた。
掻き回す彼の指はどこまでも執拗に私の良い所を攻め立ててくる。
息さえ上手く吸えない程に快感が押し寄せて来て、瞳からは生理的な涙が溢れた。