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星の砂✩【銀魂】

第20章 傷は目に見えるモノだけとは限らない


沖田隊長の言うことは何一つ間違ってはいない。

私はそう、侍である以前に人として未熟者だった。

そんなの自分でも気づいてたはずなのに…よりにもよって

- 今のお前は武士なんかじゃねェ。ただ綺麗事並べるだけの身勝手な人間だ! -

『ッ…』

1番私の事を信頼してくれていた沖田隊長に言われてしまうなんて。

【武士失格】

それは侍ではないと突き付けられたも同然で

きっともう…

刀を握り、彼の隣を歩く資格なんて私にはない。
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