第6章 廃病院での奇妙な体験【来栖 翔】ホラー
~4階 病室前~
4階は1階よりも不気味だ。
どことなく黒いオーラが漂ってる気がする……
4階の病室は401から427まであるみたいだ。
翔「で、どの病室に入るんだ?」
貴「そうだね~……やっぱ404号室とか?」
翔「いやでもさっき4番の部屋g「気にしない気にしない!
ちょっと危険な目に遭わなきゃ、探険の意味がないよ!」……」
貴「もしかして翔……怖いの?」
翔「Σはぁっ!?ここここ怖くなんかねねねねぇよっ!!」
貴「(……分かりやす…)まあ大丈夫だよ。
翔のことはあたしが守る!(`・ω・´)b(キリッ」
翔「女に守られて嬉しいわけあるかっ!」
貴「わー。男女差別だムッかつくぅ~」
翔「うるせぇっ!わーったよ!入ってやるよ404号室!!」
貴「さっすが翔!男気全開だね♪」
翔「おう!お前のことは俺様が守ってやるぜ!」
貴「(翔は意外と怖がりで扱いやすいっと……)じゃあ入ろうか」
翔「あ、ああ……行くぞ……」
貴「そだねー。早く逝こうか」
翔「Σおいぃぃぃぃっ!!!行くの「行」が「逝」になってるぞ!」
貴「だってわざとだもん♪」
翔「ったく……ほんとに入るぞー」
翔は404号室の扉に手をかけ、そのまま開けた。
中には4つの薄汚れたベッドが左右に2つずつ置いてある。
正面の窓ガラスの前には
―――――白いワンピースを着た女の…人……が………
翔「(((|| ゜Д゜)))ガタガタガタ」
貴「(゜ロ゜)」
貴/翔「「キタァーーーーーッッ!!/でたァァァァァァっっ!!!!??」」
貴「翔っ!幽霊だよ幽霊っ!まじキタコレ!!」
翔「んなのんきなこと言ってる場合かっ!早く逃げねぇとっ…」
幽霊「ネェ…コッチニオイデ……ワタシガ……
――――――――コロシテアゲル(ニヤッ」
そういって、女の人がこっちに……
貴/翔「「ギャァアァァァァアァァァッ!!キタァァァァアァッッッ!!」