第6章 廃病院での奇妙な体験【来栖 翔】ホラー
貴「いやいやちょっと待てよ……ここ廃病院だよね?
なのなんで自動ドアが自動で開くんだよ?」
翔「えっと……この土地を管理してる人が
何らかの理由で電気代払い続けてるんじゃないか?…多分」
貴「そーだよね?うん、そうゆうことにしておこう」
そーでもしないと探険できないよ
廃病院の電気代払い続ける理由なんて何もないとか、
こーゆう場合、入ったらドアが開かなくなるのがお約束とか
なんかすでに病院の中から不気味なオーラ漂ってるとか……
………そんなこと考えてちゃ、ダメだよね
翔「どうする?やっぱ入るの止めとくか?」
貴「いや、あたしはなにがなんでも探険する!!」
翔「……どんだけ探険したいんだよ…」
貴「まー大丈夫だって!……多分!」
翔「……そうだな。行くか!」
貴「おーーー!」
あたしと翔は廃病院の中に足を踏み入れた
外から日が差し込んでいるが、明るいのはあたし達の周りだけ。
病院に入るとだだっ広いホールがあるはずなのに、それすら見えない
あたしの強い好奇心と、少しの恐怖心を掻き立てる……そんな場所だ。
翔「真っ暗だな……俺も懐中電灯持ってくればよかったぜ……」
貴「フッフッフ……あたしの凄さが分かったかい?」
翔「はいはい分かった分かった……で、どこから行くんだ?
……つーかここの構造わかってんのか?」
貴「それぐらい調べてきてますーーぅ(# ̄З ̄)
まずは無難に外科の診察室に行こう」
翔「そうだな。案内頼むぜ」
貴「任せとけ☆」
懐中電灯をつけ、いざ外科へと出発!