第6章 廃病院での奇妙な体験【来栖 翔】ホラー
~日曜日~
貴「やってまいりました日曜日!!」
翔「はぁ~……なんで俺がこんなめに……」
貴「はいはい文句言わない!ってか翔なんで手ぶらなの?」
翔「財布と携帯は持ってきt「そうじゃなくて!せっかくの探険なんだから、探険グッズ的なものを持ってこなくちゃ!」探険グッズってなんだよ……」
翔「そーゆうお前は何持ってきたんだよ」
貴「あたしはね~……
・懐中電灯
・単3電池(懐中電灯が電池切れになった時のため)
・通販で買ったお札5枚セット☆
・水入りペットボトル2本
・お菓子いろいろ
・ロープ5m
・竹刀(通販で買った)
ってところかな」
翔「……いろいろツッコミたいのは山々だが……
そのお札ってなんだ?」
貴「これ?有名な陰陽師が作ったお札なんだって。
5枚セットで1980円☆」
翔「Σそれぜってー詐欺だろ!!「そんなことないよー( ̄З ̄)かの有名な陰陽師、田中 太郎助さんが作ったありがた~いおふd」誰だよそれ!!聞いたことねーよ!!つーか田中 太郎助って絶対偽名だろ!!なんで太郎じゃなくて太郎助なんだよ紛らわしい!!!!」
貴「ww長ツッコミ乙wwwww」
翔「笑うなーーーーっ!!!!(#`皿´)」
貴「ごめんごめん。病院ではお静かに……ね?」
翔「ったく……まだ中に入ってねーだろ…」
そう。あたし達が居るのは廃病院の前。
目の前には薄汚れた、お世辞にも綺麗とは言いがたい廃病院がある。
翔「そーいや廃病院 廃病院って言ってるけど、この病院なんて名前なんだ?」
貴「あれ?知らなかったの?此処は柳沢総合病院。
かつて、柳沢 冬也が院長を勤めていた病院だよ」