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*ご主人様と一緒*【R18】

第1章 新たな遊び




「杏樹さん、マジでヤんの?」

「冗談であなたを呼び出したりしないわ」

「まぁ…そうですよね」

彼女が男の首に両腕を回す。
たったそれだけの事で、ひどく胸が締め付けられた。


「あなただって前に私とシてみたいって言ってたじゃない……カノジョがいるくせに」

「げっ…なんでカノジョの事知ってるんです?」

「ふふ…"女の勘"よ」

そう笑って彼女は男に触れるだけのキスをする。


「お喋りはこのくらいにして…そろそろ始めましょ?」

「…そうですね」

互いに熱いキスを交わす2人。
男は俺を一瞥すると、ふっと笑って彼女の腰を抱いた。


「っ…」

チリチリと胸が焼けるように熱い。
俺は本当にこのまま2人のセックスを見届けなくてはならないのか…?
今すぐ男を突き飛ばしてやりたかったが、そうすればご主人様の命令に背く事になってしまう。


「…エッロ」

彼女のガウンを脱がせた男がそう呟いた。
上品なレースがあしらわれた黒い下着上下。
ショーツは所謂Tバックで、彼女の白くて滑らかなお尻が露になっている。
…ゴクリと唾を飲んだ。


「杏樹さんのワンちゃん…さっきからすっげー物欲しそうな顔で見てますよ?」

「ふふ…可愛いでしょう?」

そう言って俺に見せつけるように2人は再びキスをする。
その間にも男の手は厭らしく彼女の背中やお尻を撫で回していた。


「…すっげー興奮してきた」

「ぁんっ…」

少し乱暴に彼女をベッドへ押し倒す男。
彼女のブラを剥ぎ取り、盛りのついた猿のようにその美しい体を貪る。

(汚い手で触るな…!)

心の中でそう叫んでも俺の声は届かない。
直に感じ始めてきたらしい彼女の口からも甘い声が漏れていた。



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