第3章 無限列車編

猗｢もう、杏寿郎はダメだ…砕けた肋骨、傷ついた内臓。

もう取り返しがつかない、けれど鬼であれは瞬きする間に治る！

さぁ！鬼になろう！杏寿郎！｣


『……（イラッ』



うるっさいな、この人。





もう、煉獄さん休んで。



私が戦うから。



その傷はそれ以上動いたら助からないかもしれない



『（唄の呼吸 漆の型 詩風）』


猗「…何だこの風は……斬撃を曲げた…！？」



相手が反応する前に動き技を出す。

師範から教えられたことだ




『（唄の呼吸 肆の型 鎮魂歌）』



鎮魂歌は相手の動きを封じることが出来る

その隙に頸を…！



猗「なるほど、面白い技を使うな！！」



え、効かないの



鬼は私に急接近し、腹部を数発殴った。



『……ッ…ぁ……！！！』



その衝撃で炭治郎くんの所まで飛ばされる。

伊之助くんも心配して来てくれた