第2章 唄柱
炭「今日も指導してくれるんですか!」
『“ううん、今日はみんなに差し入れを持ってきたの”』
そう言って袋の中から洋菓子のかすてらと言う物を取り出す
師範から貰ったものだ。1人じゃこんなに多く食べきれないから、みんなとわけて食べようと思って持ってきた
炭「わぁ…!凄い!こんな高級なもの貰ってもいいんですか?!」
『“いいよ、好きなだけ食べて”』
炭「ありがとうございます!!
善逸ー!伊之助ー!小春さんから差し入れだー!!」
善逸「え!?まじ?小春さん!!」
伊「………(ほわほわ」
よかった、みんな喜んでくれてるみたい
私はしばらく3人がかすてらを嬉しそうに食べる姿を見ていた。
すると、炭治郎くんが不思議そうな顔で見つめてくる
炭「大丈夫ですか?」
なんの事なんだろう?
炭「小春さんからはいつも、寂しい匂いがします」
『……!!』