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君との距離を__。【鬼滅の刃】

第2章 唄柱





訓練の指導をし始めて2週間が経った


今日もあの三人組が、庭を駆けまわって鍛練を行っている。
三人とも、本当によく頑張っている。大人の隊士でも全集中の呼吸・常中の会得は難しいのに、毎日頑張っている所を見るとつい嬉しくなる。
 

 特に、炭治郎くん。
 

 鬼にされた妹を連れる、鬼殺隊の中でも異例の隊士。
 彼は、なほ、きよ、すみの三人娘によく助言を乞いにいっている。自分が器用な人間ではないということに気付いているのだろう。

だからこそ、たくさんの人の助言を活かそうと、寝る間も惜しんで頑張っている。最近は、寝ている最中に呼吸をやめたらすみ達に布団叩きで文字通りたたき起こしてもらっているようだ。

寝ている間も常中を続け、一刻も早く会得しようとしているのだろう。

そんな努力家の彼に引っ張られるように、我妻善逸くん、嘴平伊之助くんも寝ている間に呼吸法を行っているようだ。
 
 


炭「あ、小春さん!」



私に気がついたのか、炭治郎くんは汗だくになりながら嬉しそうに近づいてきた




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