第2章 唄柱
炭「あ!!貴女は!!」
『…!!』
よかった、やっと知り合いが来た。ホッとしているのもつかの間、炭治郎くんは私を見ると肩を勢いよく掴んで
炭「あの時は本っっっ当にありがとうございました!!!」
物凄い真剣な顔で感謝された。
あの時とはきっと、柱合会議で私が実弥さんに抱きついたことだろう。
『“いえ、大丈夫ですよ。私もあの時疑ってしまって本当にごめんなさい。なんとお詫びしたらいいのか…”』
炭「とんでもないです!!」
きっとこの子は正義感が強くて誰よりも優しい子なんだな。
善逸「炭治郎!?まさか…小春さんと知り合い?どういう関係!!?!」
炭「あぁ、柱合会議で会ったんだ。その時、禰豆子を助けてくれた恩人だよ。
ていうか善逸!小春さんは柱なんだぞ!」
善逸「…柱………
その美貌で強いってハイスペック過ぎでしょ!!
やっぱり結婚してくださああぁあい!!」
伊「柱ってなんだ!強いのか!?
早く俺と勝負しろ!!」
この人達と今度任務に行くのか……
何だか気が遠くなった気がした。