第2章 唄柱
お館「これで禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね」
お館様は炭治郎くんにこれからしなければならないことを伝えた。
お館「それから実弥、小芭内。
あまり下の子に意地悪をしないこと。」
そして炭治郎くんと鬼の禰豆子は正式に認められ、隠の人が蝶屋敷に運んでいった
実「おい…」
明らかに怒っている
それも当然だろう。私が無理矢理抱きついていなかったら、実弥さんは本当に首を斬れたのかも知れないのだから
実「なんで俺を止めた?お前が居なけりゃ」
『(…わかってますよ……)』
私はゆっくりと実弥さんに近づいていく
実「俺はあのまま首を……、!?」
まだ血が垂れている左腕に優しく触れた。
そして、懐から包帯を取り出して傷口を覆うように巻いた。実弥さんは抵抗せずに、というか驚いて動かなかったんだと思う。
包帯を巻き終えると、私はそのまま手を握る