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Shadow Moon

第3章 回復


あれから数日後、肋骨はほぼくっつき、腕も足も順調に回復している。
一人では無理だが、車椅子で外の空気を吸えるようにもなった。
「幸司、仕事は大丈夫なのか?」
「心配すんなよ
納品回りの途中に寄るだけだ
高校の時みたいにサボってるわけじゃねぇよ」
俺は和田に車椅子を押してもらい外に出た。
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