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虹色の月【鬼滅の刃/ 短編集】

第5章 宇髄天元(現パロ/R18)□愛しのMr色男



下を向いて何とか声を出さない様にしていると
わざとらしく腰をかがめて、ヒョイッと
それを覗き込まれた。


『姫華ならソレも派手に可愛い。
俺も、お前のこと好きだぞ。』

「……………ほんと、ですか?」

『……嘘だったら生徒抱かねぇよ。
そんなに俺が飢えてるように見えるか?』

「全く………見えない…です。」

『こんなに幸せなのは、派手に初めてだ。』


そう言って握りしめていたウェットティッシュを
取り上げてまた膝にヒョイッと載せられる。


『……こんなん他のやつにしねぇかんな。』


そう言いながら器用に手を押さえつけて
中身を取りだしたウェットティッシュで
優しく自分が愛した所を1つづつ吹いていく。

あまりにもそれが恥ずかしくて
ワタワタと断るがニヤニヤ笑うばかりで
まったく辞めてくれる気配はない。


「え、ちょ…っ、…恥ずかしです!!
じ、自分でやりますっ!!…んっ…やっ…!!」

『俺の大人のセックスじゃ、お子ちゃまには
伝わんなかった見てぇだからなぁ………。
………ほら、もう濡らすなよ淫乱娘。』

「ちょっと、い、淫乱じゃないです!!」


そう言うと溜息をつきながら
うるせぇよと言いながらまた
口付けで口を鬱がれた。

結局天元が吹き終わるまで続いたソレは
少しばかり茶化すようだったが、
今までで1番幸せな口付けだった。

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