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虹色の月【鬼滅の刃/ 短編集】

第1章 不死川実弥(現パロ/死ネタ)□しらんぷり



「実弥っ!!!」
『………なんだァ?』

「好きっ!」
『………そうかよォ。』
「そうだよぉー!!」


やっと何時の俺達。
可愛らしい姫華に心底惚れてる俺は
毎度毎度こいつを甘やかす。

にこっと笑い、姫華はキッチンへ歩き出した。
俺はお前のことなら何でも分かっちまうんだ。

いつもみたいにしたいんだよな、お前。
ずっと出来なかったもんな、俺もだよ。
仕方ないから、ままごとしてやるよ。


『何が食いてぇ?』
「私が作るよ。」

『あ?いいよ、座っとけ。
お前絹さや食えるよな?』
「お、高野豆腐の炒め物かな?」

『ははっ、鋭いなァ。
実家から届いてな、足が早いから
とっとと食わねぇと。』
「ご協力いたしますっ!!」

そうこんな感じに。
俺もこの時間が大好きだったんだ。

せっかくだしずっとしたかった事やってみるか。

『なあ、結婚しねぇ?』
「そうだね、結婚しよっか。」

いつもの幸せの中で何気なく言って
それを当たり前の様に了承される。
その位当たり前にお前と一緒に居たかった。
分かってんなぁ、姫華も。最高の返答だよ。


『おし、決まりな。
で、お前絹さやの筋とってくれや。』

「あーい。リビングでいい?」
『おう、そだな15分以内で。』
「えー、わかったぁ。」

とりあえず顔の赤みが引くまで
少しだけ離れていて貰おう。


『………/////(………良かった。)』
「………/////(………嬉しいっ。)」

嬉しい。お前も同じ気持ちだったんだと
言葉で確認した瞬間身体中が幸せに包まれた。
姫華の今の顔を予想しようか。
きっとあいつも俺の顔予想してるだろうから。

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