第2章 宇髄天元 (R18)□俺に抱かれる派手フラグ
その姿はなんともいやらしく、苦しくて
時々溢れる吐息と唾液の水音が耳まで
犯し初めて目の前がチカチカと点滅する。
『…駄目………だっ!!…あ…っでるっっ!!』
「んっ!?」
待ちわびた感覚に羞恥など忘れ
仰け反りながらドクンドクンと
沸騰した白濁を大量に吐き出す。
『…っー!……ぐっ、ぁ…はぁ……はぁ…。』
やっと出せたソレに頭がふわふわと
浮遊しているような感覚に酔いしれていると
下のから、何やらうめき声が聞こえてきた。
「んっんっーーっ!!」
『……っ、あ。……………わりぃ。』
無意識に頭を抑えつけていたらしく
姫華は涙目になりながら離せと
必死に訴えていた。それも可愛が苦しそうだ。
頭を離したは良いが口内の液体の処理に
あたふたとしている姫華の口元に
ちり紙を寄せて頭を撫でてやる。
『ごめんな、派手に気持ちよくて。
ほら、これにペッてしろ。ペッて。』
「………ぺっ。……うぇ……変な味。
これ飲み込むって……無理だよ私には。」
大好きな天元のでも無理なんだもん
絶対無理。吐く。と何とも嫌そうな顔に
……お前の見た指南書はそんなに過激なのか?
そもそも口で咥えるとか遊女でもなかなか
しないと聞いていたんだが。
と指南書の内容が本格的に心配になってきた。
『……お前…後で…指南書みせろよ。
ちょっと確認させてくれ。な?』
「……う、うん。」
とりあえず、知識だけは俺のがあるはずだ。
と何とか約束を取り付けると、姫華が
不安そうな顔でこちらを見つめてきた。