第2章  宇髄天元 (R18)□俺に抱かれる派手フラグ

___くちゃ。…ぴちゃっ。と
可愛らしい音をたてながら交わる舌。

口内で生き物様に動き回る舌は
逃げても逃げても追いかけてきて
諦めて捕まれば味覚まで麻痺したかのように
甘さすら感じ始める。

「………んっ………ふっ…っ………。」

『………甘ぇな。』

_____ちゅっ。というわざとらしい音を響かせ
唇が離れると 甘い と思ったのが
自分だけではないと教えてくれる言葉に
姫華は何とも言えない高揚感を感じた。


「…天元…私も…する。」
『…良いのか？無理しないでいいぞ？』

「…下手くそかもだけど…。その。
……天元にも気持ちよくなって欲しいの。
私、頑張るから……駄目…かなぁ？」

『…下手とか関係ねぇよ。
お前がしてくれるんなら……
俺はなんでも、派手に嬉しいんだ。』


上目遣いで赤い顔で…
そんな健気な事を言われたら嫌なんて
誰が思うだろうか。姫華が可愛くて仕方ない。

覆いかぶさっていた身体を起こして
布団の下方に胡座をかくと姫華が
四つん這いになっておずおずとこちらに
寄ってくる。顔色を確認するかのように
度々目線をこちらに向けてくるのがなんとも
可愛らしい。少し不安なんだろう。

けれど、どうにも期待してしまいもどかしい。


『ほら、早くしてくれよ。
…こっち…な？大丈夫だから。』

少しばかり急かせば、
コクリと頷いてゆっくりと竿を握り込む。


『その……やり方。知ってんのか？』
「指南書に………書いてあった…。」


指南書。そう言えば初めにそんな事言ってたな。
ちょっと後で見せてもらおう。気になる。

そんな関係ないことをふと考えていると
姫華の手がゆっくりと上下に動き出した。

期待で溢れた透明な汁は竿にまで
だらしなく垂れていて__グチュ。グチュ。
と上下する度に卑猥な音を立てる。