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虹色の月【鬼滅の刃/ 短編集】

第2章  宇髄天元 (R18)□俺に抱かれる派手フラグ



抱いてとせがむなんて、
本当馬鹿みたいだけど……天元がいいの。

目の前のこの童貞色男に私は、
16の時からずっと片思いをしてる。

ていうか、天元しか好きになった事ないし。
このキャラで童貞とか…可愛すぎる。
嫁s情報だと接吻すらしたことないらしい。

初めてならその人に抱いて欲しい。
願わくば、めちゃくちゃ後腐れして欲しい。

けど嫌よね…初めてが私とか。
ずっと好きだけど全然相手してくれないし。

「じゃあ、実弥にする。」

1番仲良いし…お前なら抱けるって言ってたし。
多分、ホントに後腐れなく抱いてくれる。
…と、思う。本当は天元がいいけど。

『ま、まてまてまて……俺にしとけ。
あいつ派手に純粋だから駄目だ死んじまう。』

……実弥より天元のが純粋でしょうが!!!
死んじまうって何よ…けど止めてくれるなら。
申し訳ないけど、後は押すしかないよね。

「……じゃあ抱いて?」

悩むよね、そりゃ。
ごめんて思うけど…天元が良いんだ、私。

『……家は、嫁いるから。
お前の屋敷で良いだろ?』

何か…余裕そうだな。
……そりゃそうか。嫌々だもんね。
けど、私頑張るから…ごめんなさい。
無い色気振り絞って頑張ってドキドキさせるから。

「……うん。」

お願いします。私のエゴに付き合って。
家に向かって歩くけど何も喋らず
綺麗な顔で百面相してる……可愛い。

けどお話し…して欲しいな。
少しでも緊張解いて欲しいけど。
あれ?怒った顔してる…申し訳…ないな。

そんな事を考えていたら
結局そのまま黙って私の部屋に着いた。

会話…してくれなかったな。
何か凄い悲しいけど…ちゃんと歩いては
くれていたから、意識はあるんだろうな。

「私、体流してくる~っ!」

けどちょっと不安で泣きそうだから
天元を置いて私は部屋を出た。

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