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虹色の月【鬼滅の刃/ 短編集】

第2章  宇髄天元 (R18)□俺に抱かれる派手フラグ


□貴方に抱かれる派手フラグ




『んー、そりゃ地味な話だなぁ。』
「私にとっては一大事なの!」

本当に私にとっては一大事なのに
天元はバカにしてる。

どうせこいつは、
彼氏が手を出してくれないのっ!!又は
お願いしますっ、色々あって抱いてくださいっ!
俺のキャラ的にその手の質問だろ?
って思ってる。そういう顔してる。
いや、そうだけど…そうじゃないし。
そんなキャラじゃないのは知ってるのよ。


『で、つまり色気のイロハを
忍出身の俺に教えろと。うん、なんつーか。
お前俺に抱かれる派手フラグ立てにきたの?』


俺に抱かれる派手フラグってなによ!!!
童貞の癖にっ!!けど、確かにそうなのよね。
貴方に抱かれる派手フラグを立てにきたのよ。


「うるさいわね!!私も思ったわよ!!
ぶっちゃけ指南書貰ってるから色気のイロハ?は
どっちでもいいけど、処女を親父で捨てたくない!
もうとっとと抱けよ!ばか天元っっ!!」

焦ると口が悪くなる癖、治んないな。
天元は行儀とか気にするから…嫌だよね。これ。

『え、えぇ。まさかの?
抱けよって、もうフラグもクソもねぇじゃん。』

ほらこれよ、引いてるじゃん。
けど今回ばかりは私は、引いてあげられないの。

詰まるところ私は、任務で下手したら
処女を捨てなきゃならないっぽい。
だからわざわざ嫁sに聞いてまでこの暴挙に出た。

何とか…。何とか言い訳考えなきゃ。


「嫌なの!流石に!!だから……。
後腐れ無さそう な天元にお願いしてるの!!」

ちなみに嫁sは了承済み!!
(いつも相談に乗ってもらってるの。)

ふざけたようにそれも付け加える。
ああ、困った顔してるよ…。そりゃそうよね。


「頼むよ!!目隠ししていいから、ね?」

私じゃないと思えば頑張れるでしょ?
お願いだから 仕方ねぇって言ってよ…。

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