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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第6章 相談役のお試験



槇『………な、なんだこの声は。』
カ『……勝手に……涙が………。』

声を聞いた者の目からは涙がホロホロと流れ出す。
胸が締め付けられる。寂しい辛い苦しい。

その感覚に膝を着くものまでいる。


「私は!!ぜったいに壊れない!!!
守ることだけが、今私にある私の意味!!!
それを取り上げるな!皆、私に守られればいい!」


今度は胸が暖かくなる。
大切な人に抱きしめられているような感覚だ。

先程までの息苦しさが嘘のように
心が軽くなる。



「その為なら、いくらでも努力する!!!
いくらでも自分をくれてやる!!!!!
私は強いだろう!!
私の強さの意味を否定するな!
私の事は信じられなくても、
私の強さだけは信じろ!!!!」


何もかも任せられる。
そんな安心感に包まれる。


のビリビリとする声や言葉に合わせて
気持ちが変化する。

その場に居る者の中には
小さな少女に心服すらしている者もいる。




産『…僕の可愛い友人は、言霊使い…なのか?』

聞こえない程の小さい声で呟く御館様の顔は
珍しく目を見開いている。



は、はぁ〜。と溜息をつき
捉えられた柚樹に目線を向ける。


「柚樹さん?いつまでやられた 振り を
してるんですか。」


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