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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第6章 相談役のお試験


ボロボロの柚樹がピクっと動くと
気まずそうに顔を上げる。

柚『うーん、バレちゃったかぁ。』

「分かってますよ、初めから。
傷の付き方、腫れかた、筋肉の動き方
状況を差し引いても見抜く要素は沢山ありますから。」

柚『うーん、参った。降参だよ。』

拘束を解いて、手を上にあげる。

はそれを眉を下げて見て
スっとカナエに目線を向ける。

「カナエさん。そんな顔しないでください。
無理してるのバレバレですよ。」

カ『あらら、流石ねぇ。』

軽く溜息をつき、は微笑んだ。

「耀哉様。流石にバレちゃいますよ。
これだけの人格者の方がこんな方法で
私を理由にこんな動き方はしません。」

実力を見たいって方が全然いい設定ですよ?
そう言って溜息をつく。

産『………流石だねぇ。』

「この、設定なら私がこうなるって分かって
やるんだから、さすがにいぢわるですよ?」

これなら知識のテストの方が良いです。
と、微笑みながら言った。

産『何時から気づいて居たんだい?』

「1つ目の試験が終わる少し前、ですかね?」

産『…その時から?』


攻撃って言うのは一撃目は軽く。
次が本番っていうのが定石です。
本に書いてありました。

ふふ、っとは笑うと語り出した。

「1つ目の試験で私に情報を吹き込むことによって
この状況を想像しやすい様にしたのでは?」

産『その通り。…あぁ、そういうことか。』

クスクスと、笑いながら
やられたなぁ…と呟いていた。

他の者はこぞって聞き耳を立てるが
会話の意図が見えないようで首を傾げている。

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