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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第6章 相談役のお試験



カ『…ならば何故ですか?』

「人は1人ではどんな強い人でも寂しいのです。
寂しさは…何よりも人を蝕みます。」

カ『……。』

「御館様のお人柄と実績を考えて下さい。
私が何を言おうと、正しい答え を選択なさるでしょう。私の意見では何も変わりませんよ。」



カ『…ならば、相談役など要らないのでは?』

「いいえ、居るだけで違うのですよ。
辛い時に何も言わずとも背にそっと手を添えられるだけで人は変われます。」



は、頭だけで人はそういう物だ
理解 をしているのだろう。
いつでも、自分は置いてけぼりで他人のことばかり。



カ『……。』

「私の相談役としての役目は知識を持って
対等に話をし、決してどんな情報を貰っても
口を割らぬことです。」


その言葉には自分の 死 に対しての恐怖心が
全く感じられない。
例え自分が死んだとしてもこの娘は
口を割らないだろう。



カ『。貴方には
守られる資格も生きる資格もあるんですよ。』

「…………。(また、これか。)」


は下を向いて鎖を落とす。

義『……。?』

解放された義慈はそっと手を伸ばすが
ピリリとした声と威圧感に手を引っ込めた。


「守られるのは真っ平御免だ!!!!!」



の大声にビリビリと空間が揺れる。



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