【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
槇『が生きていれば杏寿郎は死なん。』
あぁ、そうか。槇寿郎もが変えたのか。
絶望を抱えていた槇寿郎。それでも家族の為にと縋って何とか己を取り戻した槇寿郎。
それでも根本にはいくつもの苦悩があっただろう。
その苦悩すらもが覆したんだ。
柚樹はそれを感じ取ってそれは嬉しそうに笑った。
柚『ふふっ、そうですね。なら
仮に死んでも無理矢理生き返らせてくれますよ。』
槇『…なぜ、否定出来ないのだろうか…。』
何故か否定できない安心感。
が居れば大丈夫だ。そんな圧倒的な力強い光を思い出しながら槇寿郎は頬ずえをついて嬉しそうに溜息をついた。
槇『全く………末恐ろしい娘だ。』
柚『その末恐ろしい娘は、実弥君が夜な夜な抜け出してるせいで物凄く拗ねてますけどねぇ…。』
槇『はははっ!!あの小僧も気の毒だな。』
柚『槇寿郎、ちょうどお酒が来ましたよ?』
槇『おお、いい頃合だ!!』
柚『ふふ。じゃあ、未来の柱達に。』
槇『後は、お前等の愛弟子に。』
柚 槇『『……乾杯っ!』』
楽しそうに笑う2人は、『どうか彼等が幸せな大人になりますように。』とそんな優しい願いを掲げながら昼間からご機嫌に乾杯するのだった。