【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
「…バランス流石に悪いな。」
一方はしのぶと杏寿郎の
重さと大きさの差おかげでバランスが悪く
苦笑いをしながら走っていた。
「にしてもよく寝てるなぁ。
今日は自業自得だから気遣ってあげない。」
そういいつも、しのぶだけ肩から下ろして
片手で小さな子供の様に持ち替えながら
残りの無理している子鹿の様な2人も
安全では無いと、少しばかり速度を上げる。
「(顔を見るとな、まだグラグラする。
………駄目だな私も。…本当厄介な感情だなぁ。)」
好きだった実弥。
優しさに絆されて酷く心を揺らした天元。
コレをしまい込むと決めたのはつい先程で
顔を見ればまだ、やっぱりどうにもぶり返す。
「(横にいる杏寿郎だって……。
必死に探してくれてたんだよね……。)」
利己的に考えれば 自分を探す必要はない。
恐らくこの森にいる鬼程度ならば
自分の敵ではないことくらいは皆理解している。
ならば探していた理由は
自分に何かしらの理由で早く会いたかったから。
遠くにいても声が聞こえるくらい叫んで
自分を求めてくれていた。
ひときは大きな声で叫んでいた杏寿郎。
寝言の様な何かを呟く度に聞こえる声は
珍しく枯れていて必死だったのが伝わってくる。
「しのぶも……いつもなら
皆ほっといて帰ってくるのに………。」
恐らくこういう時何時ものしのぶなら
”馬鹿は放って帰ってきました。” と
冷静に自分の居場所まで突き止めて
1人でひょっこりと帰ってきていただろう。
ソレをしなかったのは恐らく検討の着くはずの
自分の居場所が分からぬほど
冷静さを失ったか、皆が心配だったから。
きっとその2択だろう。
「私………そんなに情けない顔してたのかな。」
総合して考えると結局そこにたどり着いた。
皆が闇雲に動いた原因が自分の顔色だとしたら
なんて情けない事だろうか。