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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第6章 相談役のお試験


□怒号と言霊


御館様、お怪我ありませんか?

と鎖をギリギリと引っ張りながら
柔らかく微笑んだ。


産『ありがとう、大丈夫だよ。』

「良かった。で!何なんですかあなた方は!
大人何ですから何もあんな攻撃しなくても
良いじゃないですか!!話合いって知ってます!?」

義 悲 槇『『『……………。』』』

「特に悲鳴嶋さん!一撃目私にも御館様にも
当たらないように投げましたよね!?
それなのに、次は本気でしたよね!?
力を図るようなことしないで下さい!!!」

悲『……南無…。(バレていたか。)』



『ふふふ、失礼します〜。』
「…………えぇ。(まじかよ、もう疲れたよ。)」

声の主は胡蝶カナエ。
後ろから数人の隊士を引き連れている。

その中心にいるのは
ボロボロで血だらけの柚樹だった。


「………柚樹、さん…………。」

カ『すいません、抵抗されましたので、
少々眠ってもらっていました。』


ボロボロの柚樹を見つめながら
は苦い顔をした。


「眠るだけなら睡眠薬でも打てば良かったのでは?」

義『…。(そこ?そこなのか??)』

カ『………力では、そこの3人が負けるには
私は勝てませんので、人質ですよ。』

はギロリとカナエを睨みつける。

義『…。(こいつ、キレたらどうなるんだろう。)』

「で、何が言いたいのですか?」

悲『…。(この声…御館様と同じ類の物か?)』


の、声は威圧感をもって冷たく響くが
なぜか脳を揺さぶるような安心感のある声だ。

その声に額に汗をかきながらも
カナエは凛とした声で話し出した。

カ『…単刀直入に言います。
相談役は降りなさい。』

「いいえ、1度決めた事はやり抜きます。」

言葉を被せるようにピシャリと、言い放った。

カ『その重要性は分かっていますか?』

「わかっております。
人の命を預かるなど私には出過ぎた事だと
言うことも分かっています。」

しょぼんとした顔をして
はぎゅうっと鎖を握りしめる。



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