【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
宇『あーあ、膝乗ってくんねぇかなぁ。
そしたら派手に元気になるわ、色々。』
実『……んな事されりゃ嫌でも動けるよなァ。』
宇『……何それ、派手にどの意味の動けるだよ。』
実『………おいゲス野郎。純粋な意味だ。
お前みたいに俺は頭沸いてねェよ…。』
宇『馬鹿じゃねぇの?お前もアレされてみろよ。
………普通に我慢なんて出来ねぇぞ。
接吻で耐えた俺を褒め称えろよ。』
実『……っち。……嫌味も良いとこだなァ。』
少しだけお互いに気まずかった。
こうやってまた普通に話せるのか
露骨には出さなかったがお互いに不安だった。
けれどソレは同じだった様だ。
探るように話題に出した天元に
実弥が茶化すように答える。
それが”お互いにもう恨みっこ無しだ。”と
と言われているようで天元は詰まっていた
息が少しだけ楽になった。
実弥も同じなのだろう、
憎まれ口を叩きながらも顔は穏やかだ。
宇『………不死川。悪かった。』
実『どうせ足音が聴こえてんのに
ワザと見せつけただろ、今更謝んな。気色悪ィ。』
宇『俺が我慢してやってんのに
毎度を兎の目にするから悪ぃんだぞ。』
実『そう思うんなら謝んな。
どっちもどっちだろ結局…意味がねェ。
………もうちっと…俺も…その……治す。』
宇『どうだか、お前ウブだからなぁ。』
実『お人好しの嘘つきに言われたかねェよ。』
そんなお互いを鼻で笑ってから
何となく暖かい心地にまた安心する。
そうなると今度はこんなに疲れるまで
走り回って居た”目的”が
___ふわり。と頭の中に浮かんできた。