【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
□救難信号
し『……っ………あ、あら。』
杏『…胡蝶っ!?…足が震えているな。』
あれからどれ位の時間、叫びながら
を探しただろうか。
いくら興奮で体を誤魔化しても
体力の限界という物はやってくる。
しのぶは突然足がガタガタと震えだし、
木に手をついて立ち止まってしまった。
宇『大丈夫か?…流石に結構キツイよな。』
実『止まったら余計来んなァ…。』
そんなしのぶを心配して皆して駆け寄ったが
1度止まってしまうと、
足は地に根をはった様にピクリとも動かなくなる。
杏『…しかし…もうすぐ夕刻だ。
休んでる暇は無いぞ。1度…いや、戻れぬか。』
時刻はまもなく修行開始の夕刻。
そしてそれは鬼の時間の始まりを意味する。
このままここで止まっていては間違いなく危険。
せめて寝床に…。と杏寿郎も提案するが
動けないしのぶを担ぐ力は残念ながら今は無い。
元より、自分の足も少しも動く気配がない。