【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第6章 相談役のお試験
槇寿郎の攻撃を避けながら
考えていると、地を這うような声が聞こえてきた。
参ノ型 岩軀の膚!!!
悲鳴嶋の武器がビュンビュンと飛び回り
絶え間なく攻撃を仕掛けてくる。
その間から槇寿郎の斬撃が飛び交う。
「……。攻守両立できる。いい技ですねぇっ!!」
私も欲しいです!その技!!!!
と言いながら目に見えない速度の鉄球に
飛び乗りバランスを崩す。
悲『…っな!!!(軌道を読まれている!?)』
「…武器、お借りしますよ!!!!」
この方向なら…こっちにズラせば…。
「そら!回れぇええええっ!!!!!」
グワンッと武器の先端の起動が変わり
槇寿郎の方へ向かう。
槇『……止めきれん!が避けられるっ!!!!』
何とか避けた槇寿郎の横を球体が通る
「…………うらぁ!!!!!」
槇『…っ!まさかっっ!!!うっっ!!』
横を通った鉄球を蹴飛ばすと
鎖の部分が槇寿郎に巻き付き悲鳴嶋の方へ
引き寄せられる。
悲『……!!どこへ行った……………!!
(鉄球が巻きついて!
炎柱ごとこっちに飛ばされている!?)』
何とか武器を制御しようとするが
加わった力が強すぎて武器が飛んでいかない様に
抑えるのが手一杯だ。
姿の消えたの気配も探っているが
捉えることが出来ない。
「武器を借りると言ったでしょう。悲鳴嶋行冥。」
すっと背後から現れたは
悲鳴嶋が持つ斧を無理矢理取り上げ
後方に走り込んだ。
悲『……っ!!!』
走り際に足を蹴られ尻もちをつく。
槇『…悲鳴嶋!避けろ!ぶつかる!!!!』
悲『………!!(私が避ければ…このまま勢いで飛んでいってしまう!!!!)』
飛んできた槇寿郎を座った状態で抱きとめる。
槇 悲『………っ!!!!』
2人がくっついた瞬間に
その周りをすごい速度で鎖が回る。
グルグルと鎖で締めあげられ
身動きが取れない。
「はいっ!いっちょ上がり。」