【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第6章 相談役のお試験
□君はだまって守られろ
産『もうそろ、皆が来る時間だ。』
「…皆?ですか??」
産『うん、少し移動をしようか。』
に会わせたいんだ。
とスタスタと歩いて行ってしまう。
「?…はい!」
は御館様を追いかける。
その足音は驚くほどに静かだった。
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「(こ、ここは!!!)」
あの、あの柱会議するとこー!!!!!
目がキラキラと輝き出す。
産『ふふふ、どうしたんだい?
目をキラキラさせて。』
「あ!いえ、どんな方がいらっしゃるのかと。」
苦し紛れに言い訳すると
ポスりと頭を撫でられた。
産『君のよく知ってる強い人と、
とっても強い人たちだよ。』
「つまるところ全員強い方なのですね。」
産『ふふふ、そうだねぇ。』
のほほん、とそんな話をしていると、
何人かの人影が現れ頭を下げた。
義『お待たせして申し訳ございません。御館様。』
産『大丈夫だよ、皆は元気だったかな?』
『……あぁ、お館様におかれましても、
ご壮健でなによりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます。』
産『ありがとう、行冥。』
『御館様。横に居る少女が相談役でしょうか。
とても幼いようにみえますが。』
うちの杏寿郎と変わらない。
と少し低めの渋い声が響く。
「(………煉獄パパ!!クソほどかっこいい…。)」
産「槇寿郎。そうだよ、年こそ私と殆ど変わらない
が、武術の才にも恵まれていてね支心流を
受け継いでいるんだ。」
素晴らしい人材だよ。
そう微笑み前に出るようにと
の背をスっと押した。
悲『…あぁ、幼いのに鬼殺隊へ…………。
それは避けられる、悲しいことだ…南無…。』
産『行冥…………。』
義『1度は黙認致しましたが、その通りです。』
槇『恐れ多くも、御館様。
まだ年端もいかぬ少女に他の者の命のかかる
仕事を任せるのは、御館様の意であっても
承知しかねます。』