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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第6章 相談役のお試験



その後ろ姿を見送ると
は顔を義慈の胸元にピタリとくっつけた。



義『……?』

「義慈…さ…ん………ごめん…なさい…」

はぎゅうと、義慈の服を掴んで
ポロポロと泣き出してしまった。


義『お、おいおい!!泣くことじゃねぇだろ!!』

ほら布団着いたぞ!
と、を寝かせてやる。

義『お前は頑張ってるんだから、
たまには良いんだよ。』

「剣……修行…ある…………で、す………………………。」

義『今日は、剣、修行、無いだ。。』

わかるな?と言うが首を横に振り
ポソポソと呟いた。

「意味……ない、から」

義『あ?何言ってんだ??』



「修行………無い…と…弟子…違う…
私、意味…ないです。」

グズグズと泣きながら
何とか身体を動かそうとするが
フラフラして座ることすらままならない。

義『あぁ、なるほどな。』

何とか座ったを抱きしめて
無理矢理布団に横になる。

義『あのなぁ、例えばお前が弱くても
例えばお前が剣を握ることをやめても
俺たちはお前だから一緒にいるんだぞ。』


どんなお前でも
意味無いわけがねぇだろうが。


そう言って腕枕をしながら
背中をトントンと叩いてやる。

「………義慈…さん、大…好きです………。」


ぎゅうと義慈に抱きつく。

「…ありがとう…ございま…………。」

お礼を言い切る前にはスーっと寝てしまった。
その寝顔は幸せそうだが、ぎゅうと抱きつく腕は
離れる様子がない。




義『…俺、5年も辛抱できねぇぞ、これ/////』

10歳、10歳…と頭の中でひたすら唱えながら
義慈も一緒に眠りについた。


義『(お前は生きてるだけで、価値があるんだ。
頑張ったんだからゆっくり休め、バカ弟子が。)』





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