【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
「(そう言えば向こうでも中2で
タバコとかお酒とか買えたもんなぁ……。)」
そんな事を考えながら走る横顔は
もう、ほとんど大人の女性だ。
あと少し背が伸びればもう完成系だろう。
「(まあ、逆に言うと中学の時から
大人になってもあんまり変わらなかったけど。)」
28歳なのに大学生に馴れ馴れしくされていた
昔を思い出して1人クスクスと笑う。
戻りたいとは思わないが、
少しばかりそんな自分も懐かしい。
「(みんなと歳を取れるなんて贅沢だなぁ。)」
自分も大人になったということは
周りも一緒に歳をとるということ。
ほとんどを一人きりで生きてきたには
それが何とも幸福な事に思えるのだ。
今の幼い皆も可愛らしくて捨てがたいが
大人になった彼等や彼女達は心底素敵だろう。
それを想像しながら、
は走り続けるのだった。