【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
□藤の花の牢獄
「あ、ありゃ。………大丈夫?」
少しやりすぎたな。と頭をかくの
前には、やっと追いついた弟子4人が
膝に手を着いて__ゼーゼー。と肩で息をしていた。
し『へ、へぃ…ケホッ…へいき…です。』
宇『は…は…ゲホッ!!…ぅ”…おぇぇえっ!!』
杏『…吐く…な……ぅ”……う”ぇええっ!!』
実『…っ…汚ェなぁ……ゲホッ。…大丈夫かァ。』
し『………お、お水……どうぞ………。』
「杏寿郎貰いゲロ体質なのね(本当素直だな)」
約半日。のデタラメな速さに
この4人は何とか着いて来たのだ
それだけでもなかなかのど根性だが
当たり前にかなり息は荒い
結局、天元は無理に話そうとしたせいで
噎せて思い切り朝食を戻し
それを見た杏寿郎も見事に朝食が出てきた。
そんな2人を流石に不憫に思ったのか
とりあえず天元の背を実弥がさすり
しのぶが杏寿郎に水を飲ませてやる。
実『…………情けねェなァ、オイ。』
宇『…ゲホッ…派手に……噎せただけだ…。』
杏『………はぁ……胡蝶すまんな。もう大丈夫だ。
………うむ…出したら腹が減ったっっ!!』
し『嘘でしょ!?そんな直結します!?』
宇『……そ…それは…派手に妙だ………。』
実『……原理は、一応あってんだけどなァ。
心地的になァ……絶対おかしいだろォ………。』
杏『空になったのだから普通だろうっ!!』
し実宇『『『…いやぁ…普通ではない。』』』
「………と、とりあえずこの石段を登ったら
1度休憩とるから。……もう少し頑張って?
(私も流石に吐いた直後は無理だなぁ。)」
杏寿郎のとんでも発言に少々苦笑いしつつも
とりあえず休憩は石段を登ってからにしようと
が声をかけると
4人は素直にその後へついてきた。
呼吸は流石に乱れたが体力はまだ余裕なようだ。
しっかりとした足取りで石段を登りながら
__きょろきょろ。と美しい藤の花を見上げる。
杏『時期でも無いのに本当に満開だ…美しい。』
宇『あぁ、こりゃ派手に綺麗だな。』
実『……確かに、悪くねェ。』
し『鬼はこんな綺麗なものが……ん?
………そう言えば何故なんでしょうか?』
しのぶのその疑問に
当たり前すぎて理由など考えたことも無かった。
と皆揃って首を傾げる。