【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第24章 時は止まらず動き出す
その事実がどうにも嬉しくて
顔は熱くなりなんと言って良いのか分からず
天元は口元を抑えてから目をそらした。
宇『……あ……えと。////』
「情けないとか思ってたんでしょ?
男の人って本当に馬鹿。前も言ったでしょ
天元の泣き顔は、派手に素敵だよって。」
そう言えば、想いを伝え振られた日
ボロ泣きした自分にそんな事を言っていた。
と思い出してしまえばあの後の接吻まで
同時に思い出してしまい、何とも気恥しいような
嬉しいようないたたまれない気持ちになった。
「まだ、疑うなら自分の泣き顔見てみなさいよ。
誰が見ても、めちゃくちゃ派手な色男だから。
私、そんな優しい泣き顔見たことないよ?」
宇『わ、分かった…派手に分かったから。
その……ごめん………ありがとう。////』
「……へへっ。その赤い顔も捨て難いけどね。」
そう言うの顔を見れば
少し照れくさそうに頬を染めていて
自分に対してそんな感情を持ってくれている
ことがあまりにも嬉しくなり、
自然にゆっくりと頬に手を当てた。
宇『…お前のその顔も派手に好きだ。』
「……えと、あ、ありが……とう。////」
宇『ちゃんと見てくれてんだな。』
「…約束したから。…だからさっきだって、
その……前胸触らせて…そのそういうの
言われたからちょっと……気を使ったり…して
…えっと…ちゃんと、見てるよ。////」
何を見てるのかはお互い言わないが、
それが少しだけ大人な方向に向いたのだと
お互いに伝わっているのだろう。
頬を染めてそんな事実を言われて
少し慌てている姿をなど見れば
それが異様なほど可愛らしく見えて、
悪戯心がそわそわと動き出す。
宇『あぁ、初めて俺が泊まった日か。
懐かしいな……お前平気で触らせてきたから
俺ほんとに派手にヤバかったんだぞ、色々。』
「…あの時はその…そう見てなくて…ですね。」
宇『別にちゃんと見てくれてんなら、
やっても良いんだぞ?いくらでも答えてやる。』
意味わかるか?とちょんちょんと
胸元をつつけば焦ったように胸を隠し
顔を真っ赤にしてはふるふると震え出す。