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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第23章 眠れる皆のお姫様




「夢は……いっぱい生きてるから、
死んだ後まで心配してくれるんだね。
ありがと、辛いね。頑張ってるんだね。」


それは人の死を何百何千と目にしてきた事実で
それがどれだけ辛いことか、この話をする度
は夢が少しだけ心配になる。


夢『…辛くないよ、だけなんだ。
僕が別の世界に送っても、こうやって
忘れないでいてくれるの………。
だから、ずっと幸せでいて欲しいだけ。』


この答えも何度目だろうか。
この寂しがりな子供は歳はとっているが
本当に純粋なのだろう。

何かしら理由があって度々色々な人を
自分の様に別の世界へ飛ばすらしいが

すぐに夢の事を忘れて夢中になるものだから
彼は少しばかり不満に思っていたようだ。


「私がいるから、もう大丈夫だよ。
年老いておばあちゃんになっても、
死んで生まれ変わっても会いに来てよ。
私は夢のこと何時でも大切に思ってるから。」

夢『僕もが大切だよ。
今のままの子供になれないかなぁ。』

「夢みたいな可愛い子なら大歓迎。
………なんなら今すぐ子供になってもいいよ?」

夢『ふふふっ、それはまだ見た目的に厳しいよ。』
「何よ、そろそろ私11歳なのよ?」


それに2人で笑いあって
ふかふかのソファーでじゃれ合う。

そんな何気無い事も大きな幸せなのだ。

しばらくそのままじゃれていると
夢が突然手を空にかざして笑いだした。

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