【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第23章 眠れる皆のお姫様
夢『そう、特に人の死の瞬間は神聖な物だから
そういう人にも見えないはずなんだ。
このままだと死ぬっ。ていうギリギリの所まで
神様に近い人には見えるみたいだけどね。』
「……だめだ。何となく理解は出来たけど
受け入れるのは流石にすぐには無理だわ。」
流石のも
どうにも受け入れ難い様だが理解はしたらしい。
「つまるところ、ギリギリまでは
見えてる可能性が高いから、後は
それを参考として思考するべきだって事よね?」
夢『僕から渡せるヒントはここまでかな。
僕も会ったことは無いけど魂の上の人に
怒られて消されちゃうから…。ここまで。』
ごめんね。と申し訳無さそうにする夢は
きっと何かの知らない事を知っていて
それをギリギリまで伝えてくてたのだろう。
それをもっと教えろなどと誰が言えるだろうか。
は夢の優しさににっこり微笑んで
心からお礼を伝えた。
そうすると夢は下を向き、
ぎゅっと袖を掴むと心配そうに呟いた。
夢『何度も言ってるけど、忘れないでね?
この世界で殺されたりしちゃダメだよ?』
会う度に言われるこの言葉は
夢の優しさが詰まった言葉。
何度も繰り返されるそれの意味はにも
しっかりと分かっていた。
「分かってる。転生は生前の得があれば
することは出来るけど、自殺と………。
”自分で選択した他殺” は同じ世界線では
もう二度と生まれ変われないって事よね。」