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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第23章 眠れる皆のお姫様




し『それより、起きて大丈夫なんですか?』

カ『ええ、多少痛むけれど、
だいぶ良くなったわ。直ぐに治るわよ。』

し『いいえ、良くなってはいません!!
そんなに早く回復するわけ無いでしょう!』

カ『あらあら?あんなに大泣きして
私の傷口抉ってきたのにまだ心配しているの?』

し『…あ、あんまり動き回らないで下さいね!
もう私は行きますから!!安静にっ!!』

カ『ふふ、はいはい。照れ屋さんねぇ。』
し『…………心配、かけるからです。』
カ『うん。しのぶ、ありがとうね。』


それに、どういたしまして。とぽつりと答え
しのぶは赤い顔で部屋を出ていった。

残るは宗教の様にベットに頭をつけて
膝まづいている異様な彼等と自分だけだ。

さすがにこのままでは
何となく駄目な気がするので去ってもらおう。

そう思うがなんと声をかけたら良いか。

とりあえず、を取られるのが
不安なのだろう。そう予想してそれらしい言葉を
情けないナイト達に投げかける。


カ『えーと、そうねぇ。私は女性なので
ちゃんを食べたりしませんし、
ここで休憩するので……その、大丈夫ですよ?』

男共『『『………あぁ。女ならいいか。』』』

カ『………あ、えっと。はい。
安心して任せてください。大丈夫ですから。』



揃って言う姿が何だか亡霊のようで
少しばかり引きつつも、何とか返事をすると
全員揃ってふらふらと何処かえ旅立って行った。


カ『い、いったい皆は何処へ行くのかしら。
流石に怖いわよね、ちゃん……。』

「………………んっ………ん”ーっ………。」

カ『ふふ、愛されるのも楽じゃないわね。』


誘導したのは確かに自分だが、それにしても
彼らはあの状態で一体何処へ向かったのか。

カナエは少々それを不安に思ったが、
眠っているのに 眉間にシワを寄せて
唸っているを見てしまい
この子の性格的に今皆の心配してるのだろう、と
少しばかり気の毒で笑ってしまった。

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