【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第23章 眠れる皆のお姫様
実『(早く、鬼の親玉ぶっ殺そうぜ。
いい加減俺、お前のことが欲しいわ。)』
怯えた心は結局消えないが
が生きて傍にいれば幾分マシだ。
こっちに来るな跳ね除けるなど
手放したく無さすぎてもう無理だ。
そして何より、結局言葉通り 生きている
はきっと自分の 失う恐怖心 など
関係ないだろう、と無理にでも傍にいる。
例え何とか突っぱねたとしても、この強情な娘は
それこそ死んでも自分を守ろうと駆け寄ってくる。
それは自惚れではなく、誰彼構わず
はそうするのだろう。
実『(お前は意外と馬鹿だからなァ……。
やっぱり、横で俺が守っててやるよ。)』
だから、お前が俺以外は無理だと言うくらい
強くなるしかやはり守る方法は無さそうだ。
結局そうやって何時もの結論に落ち着いた
この葛藤が終わると、自然と摘んだままだった
唇がやけに気になりだした。