【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第23章 眠れる皆のお姫様
そうすると ふっと、いつかの事を思いだした。
実『(柚樹さんと義慈さんと初めてあった日
お前がやたらとクシャミするから、
そん時もこうやって額に手当てて確認したな。)』
なんか色々あったよな。そんな事を考えながら
スっと手を離して今度は椅子に腰掛けた。
思い出したの出来事はほんの些細なこと。
でも何故かはっきり全部覚えている。
どれこれもが関わるなら
忘れられない全てが大切な思い出なのだ。
実『(俺はお前を失うのが怖い。)』
光があれば影ができる。
大切な者が増えると失う恐怖が生まれる。
は実弥にとって特別な存在。
失うのが怖くて、時より怯えるように縮こまる。
1度失ったことがあるからこそ
実弥はそれが何よりも怖いのだ。
実『………絶対強くなるからな。
大丈夫だ、俺が絶対守ってやるから。』
結局、やっと口から出た言葉はそんな言葉で
まるでそれは自分自信に大丈夫、守るんだ。
強くなれる。そう言い聞かせている様にも見える。
そしてその言葉に それは嫌だ。と
が言うのは分かりきっている。
けれど、自分は皆のように寄り添うなんて
そもそもガラじゃないし、のその願いを
受け入れてやれるほど器用でもない。
だからエゴだと知っていても
それしか貫くしか実弥には出来ない無いんだろう。