【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第23章 眠れる皆のお姫様
□真夜中に姫様の想い人は怯える。(不死川実弥)
【 俺はお前を失うのが怖い 】
し『クラクラしたりしませんか?』
実『あァ、平気だ。特に変わりねぇ。』
夜飯を食べてから、実弥は
のもとを訪れた。
いつかの時のために輸血の血を
予備としても取っておこう。
という話になり今その血を抜き終えた所だ。
実『胡蝶もずっと起きてんだろォ?
俺は大丈夫だからもういいぞ。』
し『はい。だいぶ安定してるので、
不死川さんも仮眠くらいなら大丈夫ですからね。』
実『おお、頃合い見てちっと寝るわ。』
そんなやり取りをしてしのぶは
お願いします。と部屋を静かに出ていった。
実弥は処置のため寝ていたベットから
すくっと起き上がり、
のベットの横に座るが何も話さない。
実『(話しかけてやれっ、て言われてもなァ。)』
柚樹は声をかけると時々反応するに
少しでも刺激を与えるため 時々話しかけてくれ
と皆に伝えているのだが、口下手な実弥には
中々それは難しいようだ。
実『…気持ちそさそうに寝てんなァ。』
何時もの寝顔で眠るに
ふわっと自然に思ったことを呟く。
それを見て愛しそうに目を細めると
前髪を梳くように優しく額に手を当てる。