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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第23章 眠れる皆のお姫様


し『早く、の駄目なところ見て
安心したいです。貴方の強いとこばかり
見せられてると、私つまらないです……。』


嫌でもわかる。は今回きっと
鬼殺隊の誰にも出来ないことをやった。

柱のカナエが何も出来なかった相手を
1人で倒して体が動かなくても上弦の鬼を
追い詰めた。そんな事を聞かされて、
彼女の力は圧倒的だと再認識するしかなかった。

彼女と、親友と肩を並べて戦いたい。
大切な親友なのだから背中を守りたい。
それが目標で力の核になっているしのぶにとって
今回の件でその遠さが嫌という程わかって
少しばかり気が遠くなっているのだろう。


し『。早く起きてください。
私推しについて話したいことがあるんですよ?』


それでも目標は変わらない。
だから馬鹿話して少しだけ安心させてほしい。

最近気づいて、ずっと話したかったことがある
絶対に長くなるからと渋っていたが
起きてくれるならいくらでも話すから。


し『……がーるずとぉく。でしたっけ?
好きでしょ。毎回楽しそうですもんね。
早く馬鹿みたいに笑いましょ?…馬鹿。』


繰り返し繰り返し紡ぐ馬鹿という罵倒の言葉。

それが何故か愛おしそうに聞こえるのは
完璧に見えるのその部分が見れる
そんな自分の特権がしのぶにとって宝物だから。
きっとそんな理由なのだろう。


し『とっとと起きてくださいっ!!
早く私の怒り顔を見て笑ってくださいよ!!

………いや、何やってんですか…私は。』

「…………ふふ。……。」

し『……あら。柚樹さんの言ってたこと
本当だったんですね。…ふふ、聞こえました?』


何故か感極まって少しばかり声が大きくなる。
そんな自分に何をやってるんだかとため息を着くと
小さな声ですやすや眠るが笑う。

どうやらこちらの事を理解している様だから
たまに話しかけてあげてね。という柚樹の
言葉を疑問に思っていたが、どうやら本当に
にはこちらの言葉が伝わるようだ。

道理は謎だがそれが何故か
やたらとらしくて、
つい心が軽くなり笑ってしまう。

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