【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第23章 眠れる皆のお姫様
□夕暮れ姫様の親友は罵倒する。(胡蝶しのぶ)
【 この馬鹿女。】
し『宇髄さん、医学の覚えがあるんですか?』
宇『俺は忍だ、んなのある訳ねぇだろ。
派手にやる事が無くて暇だったんだよ。』
夕方、しのぶが交代に現れると
天元がスっと自分がいた間のの
数値と状態をまとめた物を参考にと手渡した。
一定時間事に記されたそれは
数回の記録ではあるものの、正確で分かりやすく
最後には、悪化する可能性があるとしたらこれだ
の考察が数値に元ずいた注意点と共に書いてあり
とても素人が作ったと思えない出来栄えで
しのぶは目を見開いて驚いた。
し『なんか、腹立つほど頭いいですね。
…………馬鹿の派手男の癖に。』
宇『派手がついたら皆褒め言葉だからな。
寛大な俺は派手に許してやるよ。』
し『別に乏している訳では無いですよ、
その頭が少し羨ましいと思ったんです。』
宇『そんな良いもんじゃねぇよ。
別に、心配して作っただけの戯言だ。
深い意味で………………何だよ。』
し『ふふ、それならば、派手に死ぬほど
心配したんですね。こんなに書き直して。』
宇『………う…うるせぇな。』
し『あらあら~?こんなに細かく計測して、
こんなに考察巡らしてても暇だったんですか?』
そう茶化すと、 暇だから出来たんだよ!と
言いなが戸の筧に___ガンッと頭をぶつけて
からスタスタと天元は帰っていた。
し『…あらぁ…。あんなに動揺しないでも。
あれは……おでこ痛そうですね………。
余りにも長身なのも生きにくそうです。』
大正時代の平均身長は男性でも160ちょっと、
住居も基本それに合わせて作られているので
この歳ですでに180近くある天元には
少しばかり造りが小さくて弊害もあるだろう。
時たま、ガンっ!!と額をぶつけている。
し『は罪作りです。
あの目、真っ赤でしたよ?派手な男
あんなに泣かせて……いぢわるですね。』
そうクスクス笑いながら輸血の袋を確認すると
丁寧な字で、つい先程の時刻が書いてあり
これは普通の気遣いなのだろうな。と感心する。