【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第23章 眠れる皆のお姫様
__________スパンっ!!
柚『煩いですっ!!!追い出しますよ!!』
杏『よ、よも。すいません………。』
柚『………はぁ。昼過ぎに代わりが来るまで
静かに!!大人しく!!………できますね?』
杏『は、はいっ!!!!』
あまりの声の大きさに痺れを切らした柚樹が
般若を背負って____スパンっ。と戸を開ける。
いつも嫌という程いい音を鳴らすものだから
もうその音だけで反射的に謝ってしまう様に
身体がしつけ上げられてしまった。
全くもって情けないが、それほどまでに
怒った柚樹には 何となく 逆らえないのだ。
杏寿郎の返事にため息を軽くつき、
次は無いですよ?と優しく微笑むと
今度は静かに戸を閉めて柚樹は去っていった。
杏『…お…お前が返事をしないから、
怒られてしまったではないか……。』
「……………ふふっ………。」
杏『……全く。寝ていても返事するのか?
本当には何なんだ。』
耳元でコソッと不満を訴えると
大丈夫すぐ起きるよ。と答えるかのように
眠りながらも優しく微えむ。
それを見て、やはり本心を言えば
どんな時でも答えてくれるんだな。と
安心しつつも、何故寝ているのに分かるのだ?
と当たり前の疑問に少しばかり首を傾げる。