【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第23章 眠れる皆のお姫様
柚『……脈が…ほとんどない。』
義『…は?こんなに幸せそうに寝てんのに?』
柚『……駄目ですこれでは!!死んでしまう!!
急いで病室に運んでください!!!
しのぶちゃん!!カナエをお願いしますよ!』
し『……は、はいっ!!』
少しばかり安心した自分が馬鹿だった。
あの嵐が焦って報告して来たくらいなのだ
大丈夫な訳が無い。
寝てても心配させないようにこんな顔するなんて
本当にどんな精神力してるんだ。と思いながらも
足早に準備していた病室へ向かい輸血をしつつ、
負傷箇所の確認をする。
義『柚樹、…血圧…測ったが。80の…30…だ。
…低すぎる。脈も弱い。何で顔色がいいんだ?』
柚『わかりませんが…。いつもの根性論でしょう。
は動けなくて当たり前です。
傷だけを残して内臓まで修復した様ですが
そこら中の骨が砕けている。無茶苦茶すぎます。』
義『……根性論て。…大丈夫なのかよ。』
柚『今はそれどころじゃありません!!
輸血を追加するので実弥君連れてきて下さい。
この様子だと……致死量なんて軽く超えた
出血をしているはずです。早く!!急いで!!』
義『お、おう!分かった!!実弥っ!!
実弥こっち来い!!血抜くぞっ!!!!』
義慈はバタバタと実弥を探しに行く。