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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第22章 上弦の鬼という存在


ここまでの流れで良くわかるが、
自分の限界というものを根性論でねじ曲げて
しまうは本当の限界が分からないのだ。

彼女の動けなかった原因は両足の骨折と
右腕の拳と膝下の骨折、それから肋骨4本。
挙句の果てに出血量は致死量を軽く超えていて
明らかに生きていたのが異常だった。

蓋を返せば無意識に筋肉で骨を固定していたらしく
肉の部分は自分で治せるが骨は直せておらず
我慢していた。そういう事だったらしい。

根性もここまで来ると奇跡に近い。
それだけ今回は必死だった様だ。


結局彼女はそれから3日間も
眠り続ける事となるのだがそれはまた別のお話で。


義『……生きてて………良かった。』

カ『…もう二度とあんな事させないように
……私、もっと強くなりますから。』

義『…おう、お前なら大丈夫だ。』


何はともあれ狂った歯車は今回、
誰も死なずに回避出来たようだ。

何故童磨はあのタイミングで消えたのか。

それが思ったよりも物語を大きく変化させる事を
安心している3人はまだ知らない。


深い夜。月はそれを小馬鹿にするように
やけに綺麗に輝いていた。


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