【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第22章 上弦の鬼という存在
_____フゥゥゥゥ。
童『…。何だいコレは離しておくれよ。
ん……んんー、ちょっとヤバいなぁ。』
花の呼吸 陸ノ型
カナエ『………渦桃っっ!!』
「ぶった切れぇえっっ!!!」
童『………っ!?(これは流石に不味い!!)』
が会話で引きつけている間に凍りついた
左膝を無理矢理かち割っていたカナエが
空中で体を大きく捻りながら斬り付ける。
童『……がっ!?(まだこんな力があるのか?!
先程のはわざとか…だからあんな事……。)』
カ『……私の面の分厚さ、舐めないでよっ!!』
「…っ…ぁ。(…視界が……ぼやけてきた。)」
カナエの攻撃は童磨の左肩から身体半分まで
大きく切りつけたが、ギリギリの所での
本当の限界が来てしまったのだろう
拘束が解かれた童磨はそのまま距離を取る。
カナエは大きい傷を負った童磨を
逃がすものかと続けて攻撃し続ける。
童『………。(身体が回復するまで少しだけ…
出せる技が限られるな…大技は無理だ。)』
_____フゥゥゥ。
花の呼吸 伍ノ型
カ『…徒の芍薬っっ!!!』
童『…………っ散り蓮華っっ!!!』
カナエは素早い九連撃の斬撃を放ち猛追し
迎え撃つ童磨は扇子を振るい砕けた花のような
氷を発生させ広い範囲へと攻撃を放つ。
カ『………がはっ!!』
「駄目!!………っ、ぁ…立っ……てっっ!!」
童『威力は蓮葉氷に劣るけど……
避けにくいよねコレ。ふふ、楽しいね。 』
カ『ぁぁああっっ!!!』
真正面から攻撃を放ったカナエは
余りに広範囲な童磨の攻撃を受けきれず
左腕と右肩に大きな傷を追うが
好機は今しかないとまた直ぐに体制を立て直す。
童磨の傷は既に殆ど回復してしまい、
手負いのカナエをからかう様子まで見せ始めた。