【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第22章 上弦の鬼という存在
カ『…………お馬鹿さんね。
そうやって笑ってればいいわ。
人の心は何よりも強いんだから。』
童『うーん、まあいいや。
もう興味ないしのところに行くね。』
そう言うカナエを興味無さそうに少し見つめて
童磨はの前に舞い降りる。
彼にとっていつでも殺せるカナエは
もう特に気にする必要の無い 物体 なのだろう。
童『君が全然会いにこないから会いに来たよ。
………泣き顔も可愛いね。』
の両頬を優しく包み込み
ニコリと笑みを浮かべる童磨は、
本当にそれだけの為にここに来て、
この戦いなど、ただの気まぐれなのだ。
特に何とも思っていない。
けれどそれは殺すことも何とも思っていない。
そんな、事実の肯定 ともうけとれる。
「…………童磨……お願い。
カナエさんを…………殺さないで……。」
目の前の童磨に手をダラリと落としながらも
しっかりと瞳を見つめては懇願する。
鬼に懇願するなど、鬼殺隊の風上にもおけない。
それは本人もしっかり分かっているが、
もうそれしか、今は助ける方法がないのだ。
童『僕はもう彼女には興味がないし
そのお願いは聞いてあげれるけど…。
鬼に懇願するなんて気高い君には似合わないな。』
「……嫌なの………大好きなの。」
童『………んー、なんだろう。
凄く胸がむかむかしてきた……。』
そう言いつつの頬をふにふにと
引っ張り考える様な仕草をする童磨は
嫉妬と失望 という感情を今初めて感じたのだろう
謎の不快感が少しばかり気になっていた。
「…何でも……何でもする…からっ!!」
童『君はそんなに……弱かったかなぁ。』
「………弱いかもしれない…けどコレが私だよ。」
今のの姿は唯の弱い人間。
その つまらない姿に 段々と興味も薄れていく。
だか人生で初めて胸が高鳴ったという
存在に 期待に似た何かを持っていた童磨は
まだ何かあるのでは無いかと、
探るようにを見つめ続けていた。
何かまだある。この子には…絶対に何かある。
予感にも似た 何か をこの状態でも感じる。