【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第22章 上弦の鬼という存在
カ『私は右利きですから。心配ご無用ですよ。』
童『強がりは可愛いね、嫌いじゃないなぁ。
ご褒美に一撃だけ受けてあげるよ。』
カ『あら、ではお言葉に甘えて…。
(舐め腐ってる………このクソ鬼が!!!)』
___フゥウウウ。
童『…………へぇ。やっぱり君、強いんだね。』
花の呼 吸肆ノ型
カ『……紅花衣っ!!』
童『良いねぇ……君はとても綺麗だ!!!』
前方に向けて大きな円を描くかの様に
カナエの斬撃は童磨を斬り付ける。
その美しい型のご褒美のつもりなのか、
わざわざ腕を差し出してわざと切らせ
童磨の腕は___ボトリ。と地に落ちた。
それをわざわざ拾い上げて
自分の背後に放り投げると
ニコリと愛想良く笑って賞賛する。
童『……今の凄く綺麗だった!凄いじゃないか
もう一度、もう一度やってくれおくれよ!!!』
カ『えぇ、何度でも。貴方が消え失せるまで。
(もう腕が………再生してる……。)』
明らかに早い回復速度と小馬鹿にした態度。
嫌でもわかる実力差。それでも絶対に倒す。
カナエ目は先程よりもギラリと光を増す。
童『その目の方が素敵だよ。』
カ『どうも、貴方も素敵な瞳よ。』
そう言って踏み込んだカナエを
ヒョイッと避けて、笑いながら軽く攻撃する。
2人はそれをひたすら繰り返している。
「……うぐっっ!(動いて…お願い身体…動いてよ。)」
は必死にそれに駆けつけようと
先程からずっと試みているが、やはり
どうにも動けずに戦う2人を睨みつけながら
ボロボロと涙を流し拳を握っていた。