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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第22章 上弦の鬼という存在




~ 御館様の屋敷 ~



嵐『御館様ーっ!!上弦の参の討伐に
カナエとが成功した!!!』

産『嵐それは本当かっっ!!!
…どうしたんだい嵐。何か…あったんだね?』


中庭に居た御館様へ嵐がそう伝えると、
それを喜ばしく思ったが、嵐の変化に気づき
最悪な想定をしつつ、ゆっくりと問いかけた。


嵐『が重症だ。
体質のこともある。それも踏まえて
本人が救護所での治療を望んでる。
先に救護所への指示はしのぶを通じて済ませた。

今カナエが抱えて全力でこちらに向かってるから
御館様からも指令として指示をやってくれ。』


それを見て嵐は少し顔を顰めると
ストンっ。と着地して静かにそう伝える。


産『…2人とも生きているんだね?』
嵐『大丈夫だ!!が自分で…
絶対に死なねぇと………言って…た!!』


信じては居るが心配なものは心配だ。
自分に出来ることがコレだと分かっていても
やはり、本当は自分が人だったら。と
この優しい鷹はそう思ってしまうのだろう。

苦しそうにしながらもしっかりと話す嵐を
そっと撫でながら御館様は優しく微笑む。


産『嵐、君は強いね。よく頑張ったよ。
大丈夫………僕が大好きな子が
人を傷付ける嘘を着くわけがないだろう?』

嵐『……俺は大丈夫だ。ちゃんと分かってる。
…討伐の報告は…他の鎹鴉に任せても良いか?
が……近くにいてくれと言っていた。』

産『構わないよ。それは私がやろう。
君は直ぐにの所に行きなさい。
…………嵐、頼んだよ。』


そう伝えると嵐は おかきは後でいい。 とだけ
言い残して凄い勢いで飛び立って行った。


産『…大丈夫。なら、大丈夫。』


御館様は自分に言い聞かせる様にそう呟いて
自分の仕事をこなすため、
少しだけ早足で動き出した。


嵐『(御館様、のこと話す時は
僕って言うんだよなぁ。あれ本気だよな?
………あいつ、御館様まで仕留めたのかよ。)』


嵐は 本当に怖い雌だな。と少し思いつつも、
必死に生きようとしている小さな相棒の元へ
全力で向かうのだった。

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